2019年5月18-19日軽井沢GKクリニック参加者募集中!

日本最大となった軽井沢GKクリニック、参加者募集中です。プロクラスは中学生以上で、高い競技レベルでプレーしているゴーリーに限定させていただきます。お問い合わせ、お申し込みは下の募集要項から。

申し込み用紙

2019年5月10-12日 Hockey Lab Japan GKキャンプ・プロクラス@苫小牧 参加者募集開始!

2019年5月10-12日に苫小牧新ときわスケートセンターでHockey Lab Japan GKキャンプ・プロクラスを開催します。このキャンプは、プロおよび高レベルの大学、高校等でプレーするGKを対象に、世界レベルのスキルと知識を身に付けるための氷上練習とビデオ講義を行ないます。招待制、選抜制のため、お申し込みいただいた方のホッケー履歴等を参考に、参加の可否をお知らせします。

プロクラスに該当しない方は、GKキャンプ一般クラス(5/2-6、青森県三沢市)への参加を是非ご検討ください。http://hockeylabjapan.com/blog/?p=675

<GKキャンプ・プロクラス日程>
2019年 5/10(金)
17:15-18:00 受付(5/10のみ)
18:15-19:45 氷上練習 プロクラス

2019年 5/11-12(土日)
10:00-11:30 氷上練習 プロクラス
12:45-13:30 ビデオ講習
14:00-15:30 氷上練習 プロクラス

開催場所:新ときわスケートセンター
所在地:059-1261 苫小牧市ときわ町3丁目8-1
電話:0144-67-6600

インストラクター:若林弘紀(DYHA Jr Sun Devils ゴールテンディングディレクター、USA Hockey Level 5 マスターコーチ)、他
対象:プロおよび高レベルの大学、高校等でプレーするGK
プロクラス定員:12名
参加費:4月2日までに入金して頂いた場合
プロクラス:45,000円
4月2日以降に入金される場合
プロクラス:50,000円

*キャンプ参加費にはオリジナルキャンプジャージが含まれています。
*一部日程のみ参加ご希望の場合はご相談ください。
*参加費にはスポーツ傷害保険は含まれておりません。各自必ずご加入ください。
参加ご希望の方は以下の情報を明記の上、若林弘紀(info@worldhockeylab.comhiroki@hockeylabjapan.com)までメールで送信してください。折り返しお支払い方法等についてご連絡します。

  1. 名前
  2. ヨミガナ
  3. 参加ご希望のクリニック名(2019年5月10-12日 Hockey Lab Japan GKキャンプ・プロクラス@苫小牧
  4. 西暦で生年月日
  5. (在学中の方)キャンプ開催時の学年
  6. 参加クラス
    (A)プロクラス プロおよび高レベルの大学、高校等でプレーするGK
  7. 性別
  8. 所属チーム
  9. ホッケー歴(年数)
  10. 希望のジャージサイズ(XXL、XL、L、M、S、ユースXL、ユースL、ユースM、ユースS)2月20日以降に申し込まれた方には希望のサイズが用意できない場合がありますのでご了承ください。

    ---以下、高校生以下は保護者の連絡先、大学生および成人は本人の連絡先をご記入ください---
     
  11. 郵便番号
  12. 住所
  13. PCメールアドレス
  14. 携帯メールアドレス(こちらからの返信を受信できるよう、必ずhockeylabjapan.comworldhockeylab.compaypal.jpドメインのメールを受信できるよう設定してください)
  15. 携帯もしくは連絡の付きやすい電話番号
  16. 保護者名
  17. 備考、質問等(海外ホッケー留学の相談等も受けつけます)

<GKキャンプ一般クラス>
5/2-6に青森県三沢市にて、小学校4年生以上を対象とした、GKキャンプ一般クラスを開催しております。プロクラスに該当しない方は、一般クラスへの参加を是非ご検討ください。
http://hockeylabjapan.com/blog/?p=675

<2019年ボリス・ドロジェンコ・スケーティングキャンプ>
5/2-6に青森県三沢市にて、 ボリス・ドロジェンコ・スケーティングキャンプ・レベル1と2開催に向けて、現在詳細を調整中です。近日中に募集開始しますので、しばらくお待ちください。

Hockey Lab Japanの個人情報保護方針
http://www.hockeylabjapan.com/j/privacy.html

軽井沢ゴーリークリニック

お久しぶりです。

ブログではご無沙汰しておりましたが、FaceBookなどでは随時情報を更新してますので、そちらもチェックしてくださいね。そして最近、おそらく世界でもっとも読まれているゴーリー情報サイトIn Goal Magazineで連載を開始しました。ゴーリーのためのホッケーシステム研究という内容です。英語版のみですが、是非ご覧ください。

思い返せば昨年の春は日本各地でスクールやらワークショップをしてました。しかし香港ではほぼ毎日オフィスでジム、いや(ホッケー絡みの)事務もこなすサラリーマンホッケーコーチですので、なかなか日本に帰って活動することが出来ずにいました。しかし、昨年に引き続き、長野オリンピック日本代表コーチなどを務められた清野勝さんにお誘いいただき、「長野県アイスホッケー連盟ゴールキーパークリニック2014」のため帰国することが出来ました。

デモンストレーターには今年からデンマークリーグに移籍する日本代表福藤豊選手、さらにアイスバックスから小野航平選手も参加。シューターにはフランスリーグで活躍した近江創一郎と元アイスバックスの斉藤謙太と、非常に豪華なクリニックになりました。合計2日間のクリニックでしたが、小学生の部37人、中学生の部28人と大盛況でした。また、私が教える香港代表からも男女代表がシューター、ゴーリーとして参加してくれました。自覚はほとんどされていませんが、日本はアジア随一、競技人口とリンク数では世界でも有数のホッケー大国です。日本の競技力と環境に憧れるアジア諸国の選手はたくさんいるので、期待に応えるリーダーシップを発揮したいところです。

中学生のクリニックとプロ選手二人のプライベートレッスンのテーマになったのは、最近急速に普及してきたポスト際のテクニック、リバースVHでした。リバースVHに類似する動きは4年以上前からNHLで見られるようになってきていましたが、未完成の部分が多く、失敗例も多数見られました。しかし最近のNHLでは強力な2-1-2フォアチェックを駆使して、ゴールライン後ろからスコアリングチャンスを作るチームが増えたため、ゴーリーもゴール裏とデッドアングル絡みのプレーに対応が迫られ、リバースVHの技術が洗練されてきました。

NHLの試合やYouTube等で既に目にしたことがある方も多いかもしれませんが、こんな感じで使われています。それにしても近年の動画共有サイトの世界的普及、携帯HDビデオや各種コーチング関連アプリの発展は確実にコーチングの世界を変えています。秘密主義と情報不足の時代は終わり、オープンに(基本的)情報を共有し合い、さらに発展させていかなければどんどん時代から取り残されていきます。私はホッケーコーチングの情報発信としては世界的にも相当古くから長期間続けている方だと自負していますが、それでも全然時代に追いついていません。これまで以上に情報発信に力を入れなければと思います。

Butterfly Save to Reverse VH Position : Drill 1

Cancelling Reverse VH Position : Drill 1

Cancelling Reverse VH Position : Drill 2 Pass In Front

Cancelling Reverse VH Position : Drill 3 Pass Across

最後に、クリニックを通して一番心に残ったのは、やはりプロ選手の意識の高さです。福藤、小野選手共に、小中学生に混じってビデオ講義に参加し、ノートまでとっていました。私は幸運なことに、国内外で何人ものプロ選手と予備軍を指導する機会に恵まれました。プロ選手とアマチュア選手を明確に分けるのは、圧倒的に基本に忠実で正確なスキルであることは間違いありませんが、その差を生む「プロ意識」はスキル以上に際だっています。

勉強熱心であっても、自分を向上させることに徹することが出来ず、自己満足のマニアや批評家で終わるのがアマチュアです。一方、自分の築いてきた物を失うかもしれないという不安や批判を乗り越え、客観的な意見を取り入れて自分の技術と向き合って向上することが出来るのが本当のプロです。

「押しつけられているように感じないことは、本当の教えではない」

とは、たしか道元の言葉です。信念を持ちつつ、変化を恐れず柔軟に対応していける、本当のプロ意識を持ったコーチでありたいと、自分にも言い聞かせる一時帰国でした。

それでは。