Question

Q29:アタッキングゾーンでのフェイスオフのポジションは?

アタッキングゾーンでのフェイスオフのポジションについてセオリーはないでしょうか?なかなか得点出来ません。
(#99)

Answer

フェイスオフはアイスホッケーでは数少ないセットプレーの一つです(もう一つはセットアップしてからのパワープレー)。フェイスオフで確実にパックを取れば、とても有利な状態から攻撃を開始できます。なぜならば、相手と離れた状態でパックを確保するので、相手のプレッシャーが少ないからです。フェイスオフには主に、ドロー(後ろに引く)、タップ・アヘッド(前に出す)、タイアップ(ラグビーのスクラムのように、相手をブロックし、パックはその後に動かす)という戦術があります。ここではアタッキングゾーンでドローを使った代表的なフェイスオフを紹介します。

1つ目は最もポピュラーなパターンで、センターの斜め後ろのサークル上にシューターとなるウイングを配置します。ワンタイムショットを打ちやすいようにハンドを考えます。図の場合であればレフトハンドが良いですね。もう一人のウイング3は、相手3か4をブロックした後ゴール前に入り、リバウンドを狙います。

2つ目は一見するとディフェンスにドローしそうに見えますが、実は1がフェイスオフと同時にセンターの後ろでパックを受けてそのままシュートします。この場合は1がライトハンドの方が良いですね。

3つ目はディフェンス5にシュートを打たせるように見せかけ、相手1にそちらに行かせている間に1がバックドアに入り、そこへパスをしてワンタイマーを狙います。

・どのフェイスオフでも確実にドローすること
・レシーブしてすぐにシュートできるようにシューターのハンドを考えること
・相手をブロックし、シューターへのプレッシャーを減らすこと
・ブロックし終わったらすぐにリバウンドに備えてゴール前に入ること
・全員が意図を理解してプレーしていること

が重要です。また、相手のフェイスオフの隊列によっては通用しやすい手としにくい手があるので、その辺はよく考えなければいけません。

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それでは。