Question

Q41:怪我をして練習できないときはどうしたらいいんですか?

僕は現在左鎖骨を折って練習に参加せずみんなの練習を見ているだけです.陸上でのパックハンドリングはボトムハンドの肩が痛くて小さくなってしまいます.パス練はフォアはできずバックはできる状態です.何か他にできる練習方法はないでしょうか?
(傷ついた鎖骨のプレーヤー)

Answer

私も現役時代に鎖骨を骨折したことがあります。実はそのころホッケーに嫌気がさしていて、練習からしばらく遠ざかってバンドで歌ったりしていました。1ヶ月位すると心配した仲間達が声をかけてくれて、久しぶりに練習に行きました。しばらく遠ざかっていたこともあって久しぶりに見たホッケーはとても新鮮で、無性にプレーしたくなったのです。かといってまだ本格的にはできるわけがなく、仕方なく下級生相手にホッケーを教え始めました。そうしたら、意外と面白かったのです、教えることが。そうです。これが私の指導歴の始まりなのです。怪我の功名とはよく言ったものです。あの怪我がなければ、コーチ・ヘローキィはこの世に存在していなかったかもしれません。

アメリカの有名な飛び込み選手は、オリンピック予選の直前まで怪我でトレーニングができず、ほとんどイメージトレーニングだけでトレーニングとして、代表になったそうです。無理してパックハンドリングをしても治るのが遅くなるだけです。スケーティングに精を出すのもよし、ホッケービデオ三昧になるのもよし、スポーツトレーニングの本を読むもよし、逆に思い切ってホッケー以外のことに目を向けてみるのもとても大事なことです。怪我から学べるように、頑張ってみて下さい。

それでは。